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野山で「育」日誌 › 2009年10月

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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2009年10月31日

夏休みは十勝で馬旅キャンプ

今日の夕方、稚内で初雪だったそうです・・・どうりで寒いハズ。icon04
我が上勇知では確認できませんでしたが・・・。

久しぶりの更新ですみません(いつも書いてるな)。

−−−−−−−−−−

7/30-8/5と8/6-12、十勝の清水町で馬旅キャンプをやってきました。(6泊7日を2回)
ここ清水町では、もう5,6年、夏冬問わずキャンプを実施してきましたが、
この「馬旅キャンプ」は3年(回)目となります。

名前の通り、馬と一緒に旅をするキャンプ。

牧場に寝泊まりして馬と共に生活し、馬の世話をしながら、馬を扱う技術を獲得し、その集大成として1泊2日の馬旅にでかけるのです。

牧場は野趣溢れる環境にありますし、子ども達にとっては、とても刺激的な毎日だったでしょうicon12

担当する馬は自ら希望し、2人1組で世話に当たります。
朝6時に起床、直ぐに馬に朝ご飯と水をあげます。そして、自分達が朝食を済ますと、馬房の掃除。掃除が終わると、馬の手入れ。ここまで終わると、ようやく馬のレッスンに入れます。

このレッスンで、毎日少しずつ馬を扱う技術を獲得していきます。放牧されている馬の捕獲、ブラッシング、引き馬、馬装(鞍つけ)、乗馬などなど。

初日は大きな馬に緊張して接していた子ども達は、日に日に馬との距離(心も体も)が縮まっていきます。最初は、馬をただカワイイ動物としか見ていなかった子ども達が、徐々にパートナーとしての存在に変わっていくのです。

馬はしゃべらないので、非言語コミュニケーションが必要です。

最初は馬の気持ちがまったくわからなくても、世話をしながら、レッスンを受けながら過ごしていくと、いつからか気持ちが通じていくのですね。

しかし、順調に関係を構築できる訳ではありません。言うことをなかなか聞いてくれない馬・・・命令したりなだめすかしたり、時には怒ってみたり、泣いてみたり・・・みんな四苦八苦してました。

相手のことをうかがい知る、そして自分の気持ちも伝えていく・・・とても大切な体験です。

そして、レッスンを修了すると、いよいよ馬旅キャンプに出発。

林道を歩き、森を抜け、草地を抜け、上り下りを歩きながら、馬を引く役と馬に乗る役を交代しながら、目的のキャンプ地まで短い旅をしました。

目的地は、とても見晴らしの良い丘の上。その奥にある林の中にテントを張って泊まりました。夜は焚き火を囲んだり、満点の星空を見上げたり・・・icon85

私は荷物運搬係でずっと同行できませんでしたが、旅を終えた子ども達は誰しも満足げな表情。馬との関係もより深まったのではないでしょうか。

好きな動物と仲良くなりたい、そのために世話をする、そして触れ合う、触れ合いながらコミュニケーションが深まっていく、そして一緒に目的を達成する・・・子どもが成長していく上で重要な体験がいろいろ含まれているキャンプだと思います。


私も子ども達と馬の関わりを側で見ていて、とても楽しかったです。
詳しくは・・・「教育支援協会北海道」もしくは「森の牧場」のページを!(8月あたりの記事を!)

馬小屋の2階が寝室
牧場の食卓
キャンプ地
薪割りも仕事

  

Posted by てる at 00:23Comments(0)こども